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ブログブームの終焉でアフィリエイト銘柄が下落中。バリューコマース、ファンコミュニケーション、アイモバイルの株価が下がる理由

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ツイッターSNSでときどきこんな話題を見かけます。

2017年ごろからブログブームが再燃し、今年にかけて大量の「ブロガー(ブログを書く人)」が誕生しました。

そのブームに乗って利益を出していたのが

といったアフィリエイト関連、ネットビジネス関連の企業です。

 

これらの企業ではブログブームの終焉とともに、売上に陰りが見え始めています

今回はアフィリエイト事業者のビジネスモデルとブログブームの終焉、関連銘柄の見通しについて解説しました。

アフィリエイトとは

アフィリエイトとは「インターネットを介した紹介業」です。

 

やり方としてはブログやウェブサイトを制作し、そこに広告を貼ります。

 自分が作ったブログなどから商品が買われれば、宣伝活動に協力してくれたお礼として、商品の購入代金の数パーセント分が販売者から支払われる仕組みです。

 

たとえば当サイトではAmazonで販売されている本をご紹介することがありますが、当サイトから本をご購入いただくと、その本の出版社からご購入代金の1~2%が報酬として私に支払われます。

1000円の本が1冊売れれば10円とか20円とかですね。

 

本当かウソかはわかりませんが、人気ブログを運営している方だとアフィリエイトだけで月に10万円とか100万円とか稼いでいるそうです。

 

ASP(仲介業者)、企業、ブロガー

こういったインターネット上での紹介業を仲介するのがASPアフィリエイトサービス・プロバイダー)と呼ばれるアフィリエイト事業者です。

さきほどの

といった上場企業の他にも、弱小なものや無名なものまでたくさんあります。

 

ブログやウェブサイトを作ってアフィリエイトを始めたい人は、まず初めにこのASPに登録します。

ASPに登録することでアフィリエイトをはじめることができる仕組みです。

 

ASP

  • アフィリエイトをやりたいブロガー(ブログを書く人)やアフィリエイター(アフィリエイトを専門的にやる人)
  • ブロガーやアフィリエイターに自社商品を宣伝してもらいたいと思っている企業

を仲介しています。

 

企業は宣伝してほしい商品をASPに登録し、その商品を見たブロガーやアフィリエイターが自分のブログやサイトでその商品を紹介します。

そしてブログなどから商品が売れれば、ブロガーは紹介報酬を企業から支払ってもらう流れになっています。

 

お金の流れとしては

  • 企業→ASP→アフィリエイター

となっているので、ブロガーやアフィリエイターが儲かればもうかるほど、仲介業者であるASPも儲けが増えるようになっています

 

といった企業はASPなので、ここ数年のブログブームで売上を増やすことができました。

長期の株価チャートを見ると、前回のブログブーム(2014年ごろ)にも株価が上昇しているため、ブログブームとの親和性が非常に高い業種であることが伺えます。

 

バリューコマース (2491)

バリューコマース  株価

バリューコマース (2491)の株価チャート(月足)

バリューコマース  株価下落

バリューコマース (2491)の株価チャート(日足)


ファンコミュニケーションズ(2461)

ファンコミュニケーションズ 株価

ファンコミュニケーションズ(2461)の株価チャート(月足)

ファンコミュニケーションズ 株価下落

ファンコミュニケーションズ(2461)の株価チャート(日足)

 

アイモバイル(6535)

アイモバイル 株価

アイモバイル(6535)の株価チャート(月足)

アイモバイル 株価下落

アイモバイル(6535)の株価チャート(日足)

 

ブログブームの終焉とともにアフィリエイト事業者の売上も落ちる

最初にも書きましたが、2017年ごろからのブログブームは陰りを見せています。

ブログは「誰にでも簡単に始められる」という特徴をもっていますが、「誰にでも簡単に稼げるわけではない」ため、その事実に気付いた人たちが諦めてブログをやめるようになったからです。

2018年になってからも「ブロガー」を名乗る人たちが大量発生しましたが、その9割はあまりにも稼げな過ぎていつの間にか消えていきます。

 

ためしにツイッターで「ブロガー」で検索すると、女装ブロガーや借金ブロガー、地域ブロガーなど大量のブロガーのアカウントが残っていますが、これらもいずれは消えるでしょう。

2018年初頭には仮想通貨ブロガーが流行りましたが、いまではごく一部しか生き残っていません。

 

ブロガーアカウント ツイッター

詐欺ブロガー ツイッター

 

このようにブログブームは終焉を迎えているわけですが、ブログブームとともに売り上げを伸ばしてきたアフィリエイト事業者も、ブームの終わりとともに売り上げが落ちると予想されます。

最近のバリューコマースの株価下落やファンコミュニケーションズの決算発表がすべてを物語っています。 

 

Googleのアップデートでアフィリエイトに悪影響

ブログブームの終わりに拍車をかけたのは、「稼げないから」という事実だけではありません。

Googleのアップデートにより、ブログやウェブサイトに訪問者を集めにくくなっていることも影響しています。

 

2018年の8月頃には「健康系アップデート」が行われ、青汁やダイエット商品、サプリメントといった健康に関する商品を紹介していたウェブサイトやブログが検索エンジンに掲載されなくなりました。

 

これまでは青汁の専門サイトを作っていた人たちは、Googleで「青汁 通販」などで検索した人たちを集め、その方たちが自分のサイトから青汁を購入してくれたので紹介報酬を稼ぐことができました。

ところが最近はお客さんを集めることができなくなっているので、売り上げがガクッと落ちているそうです。

 

私もA8.netというASPに登録しているのでランキングを見ることができるのですが、たしかに報酬ランキングの金額が徐々に下がっています。

A8.netファンコミュニケーションズが運営しているASPなので、アフィリエイターやブロガーたちの報酬額が下がれば当然ファンコミュニケーションズの売上も落ちます。

 

ファンコミュニケーションズの決算発表の数字はこれらの事情を反映しているものと考えられます。

ファンコミュニケーションズ: 平成30年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

 

健康系アップデートだけでもこれだけの被害が出ていますが、今後は金融など他のジャンルでもアップデートが行われると予想されます

そうなればさらにブログやウェブサイトでのアフィリエイトは難しくなりますし、ASPの売上も減少するでしょう。

 

アフィリエイト事業者の株価は下落する

アフィリエイト」や「インターネット成果報酬型広告サービス」が事業の柱になっている企業は、これから売り上げが減少し株価も下がっていくと予想されます。

とくに前回のブログブーム(2014年ごろ)や今回のブログブーム(2017年ごろ~)で株価が上がっていた銘柄はアフィリエイトとの親和性が高い銘柄ですので注意が必要です。

バリューコマース (2491)、ファンコミュニケーションズ(2461)、アイモバイル(6535)のほか、レントラックス (6045)が該当します。

 

このほかにも楽天楽天アフィリエイト)やサイバーエージェントアメーバブログ)も関連事業者に該当しますが、楽天はアフィリエイト以外にも金融業などを展開していますし、サイバーエージェントはAbemaTVやゲーム事業などでリスクヘッジしています。

そのため多業種に展開している企業では影響が軽微だと考えられます。

 

テーマ株は騰落が激しい

今回はブログブームで売上が伸びた企業、株価が上がった企業について見ていきましたが、ブーム(トレンド)に影響されるテーマ株は上昇・下落の差が激しいです。

うまく乗ることができれば資産を増やせますが、ブームに乗り遅れたりブームが終わったことに気付かずにいると資産を減らすことになります。

業績が伸び続けるようなものではないので、ブームに乗るタイミング・降りるタイミングを間違わないように気を付けたいですね。

 

 

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