【株や先物、FXで損をした投資家の方へ】確定申告の損失繰り越し・損益通算に必要なもの一覧

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2018年は波乱の相場となり、年間損益がマイナスの方が多いのではないでしょうか?

実は今年出した損失は、確定申告することで今後3年間に限り投信や株の利益と相殺することができます(損失通算・損失繰越)。

 

たとえば今年の年間損益が100万円の損失になった方が、来年100万円の利益を出したとします。

この場合、今年確定申告しなかった方は来年は100万円の利益に対して税金がキッチリ請求されます

 

しかし、もしも今年確定申告していた場合

  • 今年の損失(100万円)+来年の利益(100万円)=プラスマイナスゼロ

ということになるため、損をした100万円の範囲内までなら来年の利益には税金がかかりません

 

その結果、来年以降に支払う税金を少なくすることができますので、今年、株や先物取引、FXなどで損をした方はぜひ確定申告をしておきしましょう。

 

確定申告に必要な資料を集めたりデータを入力したりするのが少し面倒ですが、慣れれば簡単ですし手間をかけるだけの価値があります。

今回は確定申告に必要なものについて、申告の方法別に解説しました。

確定申告に必要な資料の準備

年間損益報告書

各証券会社から年明けの1月中旬~2月上旬ころまでに郵送されてくる資料です。

その証券会社における1年分の利益(損失)額が記載されています。

 

源泉徴収票

会社務めの方は経理や事務の方からもらってください。

1年間でもらった給料の合計額や年間で支払ってきた税金、保険料などがまとめられており所得控除を受けるのに必要です。

 

決算報告書

個人事業主青色申告する方は、経費や収入を記した資料(領収証やレシート、購入履歴がわかるメールなど)を保管し、決算報告書を作成します。確定申告時には決算報告書の内容だけ提出すれば大丈夫です(資料は7年間保管)。

 

青色申告するには複式簿記で決算書を作成しなければなりません。

会計士を雇ったりするのが面倒な場合は、弥生やfreeeなどの会計ソフトを使うと全部自動でやってくれるので便利です。クレジットカードの利用履歴や銀行口座の入出金履歴も全自動で計算してくれます。

 

副業をやっている方で個人事業主の登録をしていない方は、決算書の提出は不要です。

経費や収入を計算したときの資料を保管し、年間での収入(売上-経費)を税務署に報告します。

 

なお副業の方も会計ソフトを使った方が計算はラクだと思います。入出金や取引回数が少ない方は無料プランだけでも十分使えるはずです。

 

ふるさと納税の寄付金受領証明書

ふるさと納税した方は、納税先の自治体からもらった「寄付金受領証明書」が必要です。

紛失してしまった方や「そんなものをもらった覚えがない」と言う方は、納税先の自治体に問い合わせて再発行してもらいましょう。

 

その他、医療関連のレシートなど

病院からもらった薬代、診療代のレシート、通院時に使ったタクシー代のレシートなど、所得控除に使えるのでレシートや領収書は保管したおきましょう。

 

税務署への申告方法

電子申告する場合(e-Tax

税務署に行くのが面倒くさいという方はインターネットに接続して行う【電子申告】がおすすめです。青色申告する方は事業所得の控除額が65万円→75万円に10万円アップするので、個人事業主は特に電子申告がおすすめ。

 

国税庁のホームページを見た感じだとパソコンがWindowsじゃないと電子申告できないみたいなので、Macの方は知人からWindowsのパソコンを借りるか職場のパソコンを使わせてもらう、もしくは後でご説明する「スマホ申告」をするなどして対応してください。

 

電子申告に必要なものは、

マイナンバーカード】

紙のやつではなく顔写真入りでICチップが入ってるカードタイプのやつ。

むかし自宅に送られてきた紙のやつは「個人番号カード交付申請書」です。マイナンバーカードではないので電子申告には使えません(ただし、マイナンバーカードの発行には必要)。

 

カードを発行してもらうためには役所で手続したり写真を撮ったりしなければならないため、申請から1カ月くらい時間がかかります。早めに準備しておきましょう。

 

ICカードリーダー】

Amazonで2,000円くらいで売ってます。必ず「マイナンバーカード対応」の記載があるものを用意しましょう。

マイナンバーカード ICカードリーダー 画像

 

パソコンとICカードリーダーを接続し、カードリーダーにマイナンバーカードを挿入。確定申告を行います。

初めて電子申告を行う場合は初期設定が必要です。

www.e-tax.nta.go.jp

 

スマートフォンで申請する場合

2019年からはスマートフォンでも確定申告できるようになります。

ID・パスワード方式にすればマイナンバーカードも不要。

詳細は下記国税庁のホームページをご確認ください。

 

郵送・持ち込みで申告する場合

身分証明証のコピーや源泉徴収票、年間取引報告書など必要な資料を紙で用意し、申告書の所定のページに糊で貼り付けます。申告書は国税庁のホームページで印刷できますし、入力も国税庁のホームページからできます。

 

副業や個人事業の出費を証明するレシート類は自宅で保管しておけばOKで、合計金額だけを計算して申告書の所定の欄に記入します。

税務署に提出する「提出用」と自分で保管する「控え」があるので、「控え」までちゃんと印刷しておきましょう。

 

郵送する場合は

  • 確定申告書(提出用)
  • 確定申告書(控え)
  • ハンコを押した控えを送り返してもらうための返信用封筒(切手を貼っておく)

を封筒に入れ、切手を貼り、居住地を管轄する税務署宛に郵送します。

管轄税務署は「税務署 管轄」とか「税務署 所在地」でGoogle検索すればわかります。

 

持ち込みの場合も所定の期間(だいたい毎年2月中旬~3月中旬)内に、郵送と同じ資料を管轄税務署に持っていけば申告できます。

田舎の小さな税務署だと確定申告用の特設コーナーがあったりして、寒いのに建物の外で並んで順番待ちをしなければならなかったりします。雨が降っている日だと最悪です。できれば電子申告か郵送で済ませたいですね。

私も一度だけ持ち込みで申告したことがありますが、雨の中30分近く並んで、提出・内容の確認自体は30秒で終わりました。あまり内容も詳しくチェックしていないので、持ち込みで申告するのは時間ロスにしかならず非常に無駄です。

今後数年間、毎年確定申告する可能性を考えると、電子申告するのが一番楽だしお得になると思います。

 

2019年は確定申告デビュー!

損失繰り越しのためなので悲哀を漂わせることになりますが、初めて確定申告する方はデビュー戦になります。

今年からはスマホでも申告できるようになるなど年々手続きが楽になっていますので、面倒くさがらずに確定申告を済ませましょう。

確定申告すれば今年の損失を今後3年間の利益と相殺でき、税金を少なくできます。

節税は資産形成には必須の知識ですので、2018年に投資で損をした人は必ず確定申告しましょう!

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